元カレとの復縁を成功させるためには、元カレの心を動かし、「またつきあいたい」と思わせなければなりません。
そのための方法はいくつもありますが、その中でも有効なのが、「交際していたころの昔の話をする」という方法です。
では、元カレに昔の話をすることには、どんなメリットがあるのか、見ていくことにしましょう。
元カレをなつかしい気持ちにさせることができる
人間は「なつかしさ」を感じることによって、心を大きく動かされるものです。
あなた自身、元カレとのエピソードを思い出すと、「なつかしい」という気持ちになるに違いありません。
そして、それは、まちがいなくポジティブな感情ですよね。
それが自然な人間心理というものですから、元カレも同じように感じると考えていいでしょう。
二人で行った旅行の思い出や、デートのエピソード、ラブラブだったころの具体的な話をすれば、元カレは「なつかしい」と感じます。
二人でよく行ったお店の名前を聞いただけでも、元カレはなつかしさを感じるのではないでしょうか。
もし、元カレが現在、彼女がいない状態だったり、今カノとあまりうまく行っていないようならば、「あのころに戻りたいな」と思うかもしれません。
いうまでもなく、ラブラブだったころの二人は幸せだったわけですから、そのことを思い出して「また、あんなふうにしあわせな思いをしたい」と元カレが考える可能性は小さくないでしょう。
その希望を実現するには、復縁すればいいわけです。
すぐに復縁ということにはならなくても、何度か昔の話をして、元カレをなつかしい気持ちにさせることが復縁の可能性を高めるということはできるでしょう。
話が盛り上がる
昔のエピソードを元カレに話すことには、その場の話が盛り上がるというメリットもあります。
ポイントは、楽しかった話や、笑えるエピソードを話すこと。
たとえば、いっしょに行った旅行で、自分が何か失敗をしたエピソードなどを話すのです。
「あの時、私がこんな失敗をして、大笑いになったよね。あの時は恥ずかしくて仕方なかったけど、それも今ではいい思い出」というような話し方をしましょう。
元カレも、「そうだった。あれは笑えたよね」というように、話に乗ってくるに違いありません。
昔の思い出話というのは、当事者たちにとって、盛り上がりやすい話題なのです。
押さえておくべきポイントは、元カレの失敗談は避けること。
それは元カレにとって嫌な記憶、思い出したくないエピソードかもしれません。
そのエピソードを話すことによって、元カレを不快にさせてしまったのでは、かえって逆効果です。
元カレ以外の人の失敗談や、元カレがむりなく笑えるエピソードを選ぶようにしましょう。
自分が特別な存在であることをアピールできる
そのような昔のエピソードの多くは、あなたと元カレの二人だけの思い出でしょう。
もし、元カレに現在彼女がいたとしても、その思い出は今カノとはまったく関係のない、あなたと元カレの二人だけのものです。
二人だけの思い出を共有しているということは、二人の関係が現在でも特別なものであることにほかなりません。
昔話を元カレにすることには、つまり、あなたのことを「特別な存在だ」と元カレに認識させることができるというメリットがあるのです。
あらためて、元カレにそう気づかせることによって、復縁の可能性は高まると考えていいでしょう。
昔のことをホメて元カレを良い気持ちにさせることができる
昔の話をすることには、元カレの自尊心をくすぐり、良い気持ちにさせるというメリットもあります。
たとえば、デート中に何かアクシデントが起きた時、元カレの男らしい言動でそのアクシデントを解決したことがあるとしましょう。
その場合は、そのエピソードを話した上で、「あの時はほんと、男らしくてかっこよかったよ」というようにホメるのです。
風邪で寝込んだ時に、元カレに看病してもらったことがあるなら、「あなたって、ほんとにやさしいよね。あの時は、ありがとうね」と、あらためてお礼を言うのも効果的です。
元カレにとっては、すっかり忘れていたエピソードに違いありません。
そのエピソードを思い出し、あらために元カノからホメられたり感謝されたりすれば、元カノの自尊心は大いに満足します。
男はプライドの高い生きものですから、自尊心が満足させられれば、まちがいなく良い気持ちになるでしょう。
また、「そんなことを覚えてくれていたのか」と、あなたに対しても、良い感情を抱くに違いありません。
そうした好い感情を元カレに抱かせることが、復縁の可能性を高めることにつながるのです。