別れた元カレに対していまだに依存してしまうのは、相手に対して未練が断ち切れず復縁を望んでいるからというだけではなさそうです。
では、女性が元カレに依存して連絡することをいつまでもやめられなかったり、弱音を吐いて甘えてしまうのはなぜなのでしょうか。
それを知り、自分の本心に向き合ってみましょう。
そして、元カレと自分との距離感を再確認して本当に望んでいることは何なのかじっくり考えてみてください。
自分を好きだった相手に対して優越感を持っている
女性が誰かに依存して甘えて生きていくというケースは珍しいことではありません。
では、別れた元カレを依存する対象としてしまうのはなぜなのでしょうか。
それは、過去に自分を愛してくれたという自信や、いまだに自分に対して未練があることを知っているからこその優越感を感じているからです。
甘えても受け入れてもらえそう、依存しても迷惑がるどころか喜んでもらえそう、そんな自信や確信があるため元カレを選んでしまっているのでしょう。
弱っている時に誰かに甘えたくなっても、もし冷たくされたらますます傷つくことになってしまいます。
新しい恋人に巡り合えなくても元サヤに戻るなら簡単そう
別れた元カレとの関係をきっぱりと断ち切り、復縁なんて諦めて次の恋愛に進むことができたらいいのに…と望んでいる女性も多いはずです。
しかし、心のどこかでは元カレは一応キープしておきたいという本音もあるのではないでしょうか。
失恋の傷を新しい恋で癒したいと思っても、すぐにまた相手に巡りあえるとは限りません。
ただ、そう割り切って自然にやってくる異性との出会いをのんびり待てる女性ばかりでもないのです。
今まで元カレと愛情を与え合う喜びを経験してきたわけですから、ひとりになる寂しさはそれまでずっとひとりでいた女性以上の辛さにも感じられることでしょう。
相手の情や未練を利用して甘えたい時に甘えられる
元カレと別れることになった理由によっては相手の気持ちを利用することでメリットもたくさんあるように思えてしまいます。
もしこちらから元カレを振ったのであれば、相手にはまだ情や未練もたっぷり残っていることでしょう。
そんな元カレは甘えたい時に甘えて振り回したとしても、きっと頼られることや連絡がくること自体に喜びを感じています。
そして、優しくしておけばあわよくば復縁まで持ち込めるのではないかとにわかに期待していたりもするはずです。
そんな相手の情や未練に気づいているからこそ元カレに依存してしまい、困った時や寂しい時に真っ先に頭に浮かぶ存在となっていくのではないでしょうか。
しかし、「甘えたい時に甘えられる!」なんて最初のうちは思っていたものの、いつの間にか元カレの支えなしではいられない自分になっています。
他に信用できる相手がいない
元カレくらいしか頼る人がおらず、自分を他人に理解してもらえそうにないのであれば、いつまでも元カレに依存してしまうことは簡単に想像できます。
人はひとりでは生きていけるものではありませんから、コミュニケーションを取るのが苦手な人ですら限られた相手でも信頼できる存在を求めるでしょう。
親や友達も頼ることができないとなると、家族のように絆を深め合った元カレくらいしか自分にはいないと思いこんでしまいます。
その結果しばらくは依存する形になってしまいますが、それはあくまでも他に頼る人がいない今だけの話ではないでしょうか。
代わりとなってくれる存在が表れると急に態度を変えて距離を置き始めるなんて女性も珍しくはありません。