復縁を諦めそうなとき

振られたのに元カレが忘れられない理由

つきあっていた彼氏に振られて別れることになれば、だれしもつらい思いをするものです。

「あんな辛い思いをしたのだから、元カレのことはもう忘れよう」と思いながら、なかなか忘れられないということもあるにちがいありません。

振られたのに元カレのことが忘れられない理由にはどういうものがあるのか、見ていくことにしましょう。

別れたことで恋愛感情が強まったから

ラブラブ状態の時期は過ぎて、マンネリぎみになっていたタイミングで、元カレに振られて別れるということもあります。

その場合は、つきあいたての頃に比べて、恋愛感情はそれほど高くなくなっていると考えていいでしょう。

あらためて自分の恋愛感情のことを考えてみることもなくなっていたかもしれません。

そういう心理状態のときに元カレに振られ、別れてから、かえって元カレに対する恋愛感情が高まるということが女性にはよくあります。

つきあっている時にはそれほど意識していなかった元カレの良いところや魅力が、別れたことによって見えてくるからです。

去っていった人、それも、愛情で結ばれていた人のことは、良く見えるようになるのが、自然な人間心理と言っていいでしょう。

元カレのことが魅力的に思え、そのために恋愛感情が強まっているというのが、振られたのに元カレのことが忘れられない理由ということになります。

強い喪失感を抱いているから

交際がある程度長くなると、彼氏がいることが当たり前に思えてくるものでしょう。

デートをすれば、隣に彼氏がいるのは当然ですし、声を聞きたくなったら、電話をすれば彼氏の声を聞くことができます。

それが当たり前のようになっているのが、恋人のいる人の心理と言っていいでしょう。

彼氏に振られて別れることになると、その「いるのが当たり前」の彼氏が、突然消えてしまうわけです。

それが、強い喪失感を女性に与えることが少なくありません。

いるのが当たり前だった時には、意識して彼氏のことを考えることがなかったのに、いなくなった喪失感から、「いない元カレ」のことを考えてしまう、これが、振られたのに元カレのこと忘れられない理由の一つです。

振られる原因になったことを後悔しているから

元カレに振られることになったのには、当然、何らかの原因があります。

たとえば、元カレのことを束縛しすぎて、「重い」と思われて振られたとしましょう。

その場合、振られた女性は、「あんなに彼氏を束縛しなればよかった。自分が原因で、別れることになってしまったのだ」と後悔するにちがいありません。

また、元カレに別の彼女ができて、乗り換えられた場合でも、「自分にもっと魅力があれば、元カレは自分を選んでくれたはず」と、悔いることでしょう。

どんなことが原因だったとしても、彼氏から振られた女性はそのように自分の非を考え、後悔するものなのです。

そのような後悔の念が強ければ強いほど、元カレのことを考える機会が増えますから、元カレのことが忘れられないという状態になるのです。

彼氏への恋愛感情は変わらないから

元カレの気持ちが冷めて、別れることになったとしましょう。

その時、こちらの気もちも同じくらい冷めていれば、振られることになっても、それほどショックは受けません。

「新しい彼氏を作ればいいや」というような気持になれれば、元カレのことを思い出すことはあっても、「元カレが忘れられない」ということはないはずです。

そうではなく、元カレの気持ちは冷めていたけれど、こちらは強い恋愛感情を抱いていた場合は、別れてもその感情は変わりません。

別れた今でも元カレのことが大好きなのですから、元カレのことばかり考えてしまうのは当然でしょう。

今でも元カレのことを愛しているというのが、振られたのに元カレを忘れられない理由の一つです。