元カレが忘れられないときの対処法
本気の恋愛というのはなかなかできないものです。
一度経験してしまうと、次に現れるまで時間を要します。
そしてその思い出とした恋愛は、忘れることがとても難しく、あるいは引きずったまま数年、ということもありえます。
その気持ち、昇華するべきか、復縁に向けて本腰を入れるべきか。
元カレが忘れられないときの対処法を考えます。
元カレへの気持ちを見つめなおす
2年経ってもなお、元カレが気になってしかたがない、忘れることができそうもない、というのは、その恋愛があなたにとってとても大事であるということは明白です。
しかし、一度立ち止まってご自身に問いただしていただきたいのですが、あなたはその恋愛、本当に幸せだったのでしょうか。
元カレへの気持ちは「恋・愛」ですか?
それとも「執着」でしょうか。
あなたと元カレは、対等なバランスで恋愛をしていたのでしょうか。
男性女性ともに、自分の時間やお金を恋人に費やした人は、もう終わってしまった過去の恋愛を引きずってしまう傾向にあります。
要するに、どちらか一方が過度な「努力」をしている状況では、その努力は報われるものと思ってしまうのです。
しかし努力むなしく報われず、結果的に別れてしまった場合、その悔しさから恋人との時間を忘れることができなくなってしまいます。
そう、「恋愛」から「執着」へ変わってしまうのです。
過度な努力をしていると、その努力をしている自分に酔ってしまって、結果、冷静に考えると決して幸せではない痛みでさえ、幸せと勘違いしてしまいます。
こんなに○○したのに、という感情が少しでもあるならば、それは恋愛をしているのではなく執着しているのです。
自分の今の状況を見つめなおす
元カレへの気持ちを見つめなおしたとき、やはり「まだ好きだ」と感じたのならば、もう一押し、今度は自分の状況を見つめなおしてみてください。
今、誰ともお付き合いをしていなくて、カジュアルなデートをする男性もいない、自分が女性であることに自信を与えてくれる存在がいないとします。
仕事が忙しく、新しい出会いもどう探していいのかわからない…。
毎日同じ事の繰り返し…。
現代を強く生きる素敵な女性は常に忙しく、仕事のプレッシャーに打ち勝ちながら毎日を過ごしています。
20代後半になると後輩も力をつけてきて、30代に入ると今度は部下ができて責任という文字が付いてまわります。
いつもは強気な女性も、ふとした瞬間、寂しさに襲われます。
そこで顔を出すのです、2年前の元カレが。
「あぁ、あの頃はよかったなぁ、楽しかったなぁ…」
「元気かなぁ…」
「やっぱり好きだなぁ…」
このループにはまる女性は意外と多いのですが、この突発的な「元カレが好き」という感情は、当時の恋愛していた全ての期間が好きということで、彼が好きとは限りません。
2年前とはおそらくあなた自身の状況も変わっているでしょう。
何か抱えているストレスで当時の事を思い出すことが多いのであれば、それは復縁を望んでいるのではなく、現実逃避をしたいと思っていると言っても過言ではないのです。
現状で、もう一度その彼と復縁して、幸せになれますでしょうか。
忘れてしまいたいのなら新しい恋愛を始める
いろいろと思い返してみて、元カレへの気持ちは断ち切ると決めた場合、一番気持ちの切り替えになるのは新しい恋愛を始めることです。
とは言え、そんなにたやすく新しい恋愛がそこら中に落ちている訳ではありません。
昔から、失恋をすると髪を切る、という「儀式」的なものもありますが、見た目を変えるというのは気持ちの切り替えにとても有効な方法です。
そして、見た目が変わることは周りからの見られ方も変わります。
例えば、簡単な例を出すとすると、背筋の丸まった人と、背筋がぴしっと伸びた人とでは、どちらが自信があるように見えるでしょうか。
間違いなく姿勢の良い方ですね。
それほどに、人は見た目というものに影響されているのです。
あなた自身が雰囲気を変えることで、あなたという存在が再度周囲に認知されます。
ひょっとすると、周りから雰囲気が変わったことでお誘いがあるかもしれませんし、雰囲気を変えたことで、自信にも変化があり、普段なら行かないようなお店へ行くかもしれません。
人の集まる場所へ行く、新しいことを始めるというのは、新しい恋愛を始める大きな第一歩です。
例えすぐに恋愛に直結しなかったとしても、新しい知識や友情はあなたの人生を豊かにします。
そして何よりも、仕事以外でも忙しくなるというのは、精神状態も安定し、2年前の元カレを思い出す事が薄れていくのです。
前に進むと決めたなら、せっかくですから明るくポジティブに、前進あるのみ、進みましょう。
復縁しようと決まったら連絡をとる
あるいは、思い返して思い返して、執着ではなく、気持ちが本物だと悟るかも知れません。
そうであればもう、行動は一つです。
元カレに連絡しましょう。
ですが連絡しましょう、といっても、その連絡方法を考えなければいけません。
電話、メール、LINE、SNS、いろいろありますが、あなたは何を選ぶでしょうか。
一言で言えば、どれでもいいと思います。
しかし、行動を起こす前に、もしも自分が元カレの立場だったら、と一旦一呼吸置いてください。
仮に、2年ぶりの連絡だとしたら、考えてみてください。
2年あれば人は結構変わります。
引越ししているかもしれない、彼女がいるかもしれない、あるいはもう結婚しているかもしれない、いろんな可能性があります。
電話を選ぶのであれば、当たり前ですが非常識な時間は避けましょう。
自分が、もう忘れてしまっている元カレから23時に急に電話があったらどう思うでしょうか。
最悪、縁が切れるかもしれませんね。
メールやLINEも同様です。
ひょっとして元カレが結婚して子どももいる場合、自分の気持ち先行で何も考えず連絡をしてしまっては、家族団らんを壊しかねません。
その場合を考えると20時以降は考えものですね。
では、SNS、どうでしょうか。
急に申請が来た場合、ちょっと怖く感じられるかもしれません。
まずは、逆の立場であった場合、自分がどう感じるかをロープレしてから、元カレに連絡するようにしてください。
復縁できるかどうかは、彼の現状と、連絡を取れた後からの二人の信頼によります。
まとめ・別れて2年たった元カレが忘れられないときの対処法
年齢があがればあがるほど、昔ほどシンプルに「好き」という感情だけでは恋愛ができなくなってきます。
それは女性も過去の恋愛を通して傷つき、学び、成長をした証です。
もう一度あの頃に戻って…そんな気持ちも痛いほどわかりますが、不可能なのものは不可能。
復縁は容易いことではありません。
元カレとの復縁を望むのであれば、まずは自分と向き合ってください。
そうすることで、行くか戻るか、答えは出てくるはずです。