元彼が、自分から別れたことについての謝罪メールを送ってくるということもあるでしょう。
メールを受け取って、「どうして、今になってメール送ってきたの?」と不思議に感じることもあるに違いありません。
できれば元彼と復縁したいと思っている場合は、なおさら元彼の心理を知りたくなるものです。
では、元彼が謝罪メールを送ってきた理由にはどういうものがあるのか、見ていくことにしましょう。
元彼が謝罪メールを送ってきた理由
友達から「謝ったほうがいいよ」と進言された
突然、元彼から謝罪メールが届くと、「何か大きな心境の変化があったのだろう」と考えることもあるでしょうが、そうではない理由でメールを送ってくるというケースもあります。
それは、「友達から『元カノに謝ったほうがいいよ』と進言された」というケースです。
元彼の友達で、あなたのこともよく知っている人がいる場合、傷ついたあなたのことをかわいそうに思い、「一度元カノにちゃんと謝りなよ」とアドバイスするということもありえるでしょう。
元彼自身も、「ひどい別れ方をして、元カノにかわいそうな目に合わせてしまったな」という気持ちがある場合、友達の進言に従って謝罪メールを送ってくることもあるはずです。
このケースでは、「自分が悪かった」と思ってはいるものの、自発的にメールを送ってきたわけではありません。
「友達がそういうから、いちおう送っておこうか」という程度の心理であることが多いと考えていいでしょう。
元カノの近況を知りたい
ここからは元彼が自発的に謝罪メールを送ってくるケースですが、まず考えられるのが、「元カノのことを知りたい」という理由です。
元カノと別れてからずっと一人でいるとか、新しい彼女はできたけれど、現在ケンカして冷戦中といった状況にあると、「元カノはどうしているかな」とふと思うことがあるに違いありません。
元カノは幸せにしているのか、自分が幸せでないために気になるということが人間にはあります。
と言っても、自分から振る形で別れた場合、いきなり「元気にしてる? 変わりない?」というように近況を聞くというのは気が引けて、それで、まずは謝罪のメールを送ってきたと考えていいでしょう。
謝罪のメール送ることで元カノとコンタクトを取り、近況を探りたいと思っているわけです。
久しぶりに会いたい
別れた元カノに対する未練は感じていなくても、何かのきっかけで「元カノに会ってみたい」と思うこともあるでしょう。
共通の友達と話をしているときに元カノの話題になったとか、元カノの夢を見たとか、元カノにもらったプレゼントの服を久しぶりに着たというようなきっかけがあって、元カノのことを思い出したとしましょう。
そんなときにふと、「久しぶりに会ってみたい」と思うのは自然な人間心理です。
このケースでは、元カノに対して恋愛感情は抱いていませんが、「友達としてつきあってみてもいいな」というぐらいの気持ちはもっていると考えていいでしょう。
元カノに相談したいことがある
元彼に現在恋人がいて、うまくいっていないとしましょう。
そんな時、元彼は「元カノに女の心理を聞いてみたい。自分のことをよく知っている元カノから、適切なアドバイスをもらいたい」と考えることもあるはずです。
つまり、女ごころがわかり、自分のこともわかってくれている元カノに、恋愛相談としたいと思っているわけです。
この場合も、元カノにいきなり恋愛相談をするのは気が引けるため、まずは謝罪メールを送ってきたと考えていいでしょう。
元カノとの復縁を希望している
元彼との復縁を望んでいるあなたにとって、最高の理由を最後に紹介しましょう。
それは、「元カノと復縁したいと思っている」という理由です。
別れてから、「別れなければよかった」と後悔することもあるでしょう。
ほかの女性とつきあうことによって、元カノの魅力や良さを再認識するということもあるに違いありません。
そして「元カノと元さやになりたい」と考え、謝罪メールを送ってきたということも、じゅうぶんに考えられます。
元彼が謝罪メールを送ってきたときの対処法
元彼のほうから別れを切り出される形で別れたあと、元彼から謝罪メールが届くということもあります。
ここでは、こちらが「できれば元彼と復縁したい」と思っているという前提で、別れたことを詫びるメールが元彼から送られてきた時の対処法を紹介しましょう。
できるだけ早く返信メールを送る
復縁を望んでいるなら、元彼から届いた謝罪メールは、復縁を成功させるためのかっこうのきっかけになります。
元彼の真意はわかりません。
どんな気持ちで今になって謝罪メールを送ってきたのかは定かではありませんが、元彼のほうから自主的にコンタクトを取ってきたことは間違いありません。
ですから、そのメールをきっかけにして、元彼との復縁の成功率を高めることはじゅうぶんに可能なはずです。
では、どう対処すればいいのか、まずは速やかに返信メールを送りましょう。
できるだけ早く送るのがポイント。
謝罪メールを送った元彼は、あなたがどんな反応を見せるか知りたがっているはずです。
何日もたってから返信すると、あなたに熱意がないように感じられてしまうかもしれません。
ですから、メールが届いたら、すぐに返信することをおすすめします。
返信メールに盛り込むべき内容は、「ありがとう」「うれしい」「気にしていない」「ごめん」の4つです。
謝罪メールをくれたことにお礼を言い、メールをもらってうれしかったという感想を述べ、もう気にしていないことを伝えて元彼を安心させ、自分にも至らないことがあったと謝るのです。
元彼からのレスポンスを待つ
自分から謝罪メールを送ってきた元彼は、そのようなあなたの返信メールを見ればうれしく感じるに違いありません。
許してもらえてほっとするということもあるでしょうし、元彼も復縁を望んでいる場合は「これをきっかけにして復縁成功につなげたい」と思うでしょう。
ですから、こちらから返信メールを送った後で、元彼のほうからさらにレスポンスが来る可能性は高いはずです。
返信メールを送ったら、元彼からレスポンスが来るのを待ちましょう。
100%レスが来るというわけではありませんが、まずは待ってみることをおすすめします。
こちらから、さらにメールを送る
元彼からレスポンスがあったら、復縁へのきっかけにできる可能性は一層高まったと考えていいでしょう。
より可能性を高めるために、こちらからさらにメールを送ることをおすすめします。
元彼からのレスポンスがない場合も、1週間ほどようすを見て、こちらから再度メールを送るといいでしょう。
今回のメールは、元彼と再会するためのものです。
「久しぶりに会いましょう」と元彼に伝えるわけですが、単に「会わない?」というよりも、たとえば「おいしいパスタ屋さん見つけたから、いっしょに行ってみない?」という誘い方をしたほうがより自然になります。
ポイントは、元彼の好物の料理店を選ぶこと。
元彼がイタリアン好きで、パスタが好物の場合は、パスタ店に誘うのです。
このように誘うと元彼は誘いに乗ってきやすくなりますし、「さすが元カノ。俺の好物をよくわかってる」という気持ちにもなるに違いありません。
電話で直接話すのもおすすめ
そのようにメールだけでやり取りして、再会にもっていってももちろんかまいませんが、電話を使うという方法もおすすめです。
元彼がすぐにレスポンスをしてきて、会いたそうにしている感じを受けたなら、メールではなく電話をかけてみましょう。
電話の良いところは、「なつかしい声を聞かせることができる」ということです。
別れてからしばらくあなたの声を聞いていなかった元彼は、あなたの声を聞いて「なつかしい」と感じるに違いありません。
そう感じさせることが、復縁の成功率をアップさせてくれることでしょう。
元彼が積極的な場合は、電話で声を聞かせてみてはいかがでしょうか。
元彼が謝罪メールを送ってきたときの返し方
元カレが謝罪のメールを送ってきたときの理想的な返し方というのは復縁を望む女性か諦めたい女性かによっても差があります。
それを間違えてしまうとせっかくの復縁のきっかけも台無しとなってしまうので気をつけてください。
大切なポイントは4つです。
せひ参考にしてみて下さい。
復縁を望むならお互い様という形に持っていく
元カレとの復縁を望んでいたなら相手から謝罪メールが来たことはとても喜ばしいチャンスとも言えるでしょう。
内容はさておき、もう連絡がしにくいと思っていた相手の方から連絡をもらえたことで少なくとも関わりたくない相手とは思われていない証拠です。
このチャンスを無駄にすることなく関係を良好なものに修復していけるよう努力してください。
まずは謝罪に対して感謝の言葉を返すべきです。
先に謝罪をするというのは勇気がいることですし、腑に落ちない部分を押し殺して我慢してくれている可能性も捨て切れません。
そんな相手の気持ちを思いやって感謝と理解を示しましょう。
その後に自分も謝りたいと思っていたことや自分こそ悪いと思っている点などを伝えます。
そして、元カレがちょっとでも優越感に浸ってくれるように持って行き、「お互い様」という形を作ってください。
お互い様というのは別れるきっかけとなってしまった点だけではなく反省したという点も指します。
お互いが悪かったけれどお互いが仲直りをしたいと思っている…これが復縁への第一歩となるのではないでしょうか。
フォローをしながら相手に気を使わせすぎないこと
謝罪メールを返す際は「そんなことないよ」「それは誤解していたみたい」などとフォローしながら受け止めてあげてください。
相手に気を使わせすぎると、その後仲直りができたとしても遠慮やわだかまりが残ってしまいます。
大切なことは復縁した後に遠慮やわだかまりのない元の二人に戻れるかどうか、ということではないでしょうか。
たとえ、許し合えたとしてもギクシャクしたままなら意味がありません。
真剣に気持ちを受け止めた後は、深刻な雰囲気を変えるべく、明るい口調に切り替えて雰囲気を良くしようと努めてください。
それによって元カレも罪悪感から救われますし、元カノであるあなたの懐の広さを再認識してくれるかもしれません。
やりとりを重ねてまた会う約束を取り付ける
謝罪メールをきっかけとしてやりとりを重ね、また会う約束を取り付けるところまで持っていくようにしましょう。
このチャンスを、ただのメールのやりとりというだけで終わらせてはいけません。
元カレもそれを期待しているからこそ勇気を出してメールをくれたのかもしれませんし、ポジティブに捉えた方が恋愛は進展しやすいものです。
お互い謝り合って良い雰囲気になれたところで、「久しぶりに会いたいな」と可愛らしく誘ってみてはいかがでしょうか。
謝るという勇気を見せてくれたあなた側から、今度は誘う勇気を見せるべきだと考えます。
ただ、まだ相手の遠慮が見られるようなら焦らずに次回以降でも構いません。
「またメールするね」と伝え、こまめなやりとりをしながらタイミングを見ていきましょう。
諦めようと思い始めていたなら改めてじっくり考える
元カレから謝罪メールをもらったとしても、もう諦めようと思いかけていたなら簡単に気持ちを決めるべきではないのかもしれません。
時間や距離を置いてみて諦めようと思い始めていたいうことは、すでに相手から気持ちが離れ始めている証拠でもあります。
別れのきっかけとなった内容や喧嘩の頻度にもよりますが、同じようなことがまた続くことが想像できるなら簡単によりを戻してしまっていいのでしょうか。
元カレや自分の気持ちに対してまだ不安があるようなら、これを改めてじっくり考える機会としてみましょう。
謝罪の言葉や相手の態度、別れから謝罪までの時間の長さや謝罪のきっかけとなった出来事などを考えながら後悔しない答えを見つけてください。