別れた元彼に今になって「おまえとは性格が合わない」と言われたらどのように受け止めますか?
付き合っているときならまだわかりますが、わざわざ別れてから言ってくるのにはどんな意味が込められているのでしょうか。
実は、そこには元彼のこちらに対する苛立ちや悲しみなど様々な感情が隠されているのです。
一緒に考えながら自分と向き合い、元彼の気持ちにも真摯に向き合ってみましょう。
価値感が合わずしっくりこないということを理解させたい
性格が合わないという言葉の意味として「感じ方が違う」とか「感じるタイミングや度合いが違う」という意味が込められている場合が多いとは言えないでしょうか。
簡単に言うと、性格が合わないということは価値感が合わないということです。
例えば、感動的な映画を観て涙を流しているところで「つまらなかった」なんて言ってしまうと感じ方が違うと受け止め残念に思わせてしまうでしょう。
かといって、自分にとってはクスクス笑いたくなるような程度のことを相手が大爆笑し始めたら…それはそれで感じる度合いの違いにむず痒くなってしまいそうです。
それを元カノであるあなたに改めて伝えるということは、しっくりこないと感じている気持ちを今一度理解させたいと思っているのではないでしょうか。
少しでも気持ちをわかってほしいという苛立ちや悲しみをぶつけ、復縁のために改善策を見い出そうとしているのかもしれません。
少しは妥協したり気を使ったりしてほしかったという訴え
元彼が今になって「性格が合わない」なんて言ってきたのは、別れ際にしっかりと自分の訴えを伝えることができなかったことを悔やんでいるからではないでしょうか。
あまりにも唐突な別れを切り出されてしまったせいで自分の言いたいことを言えなかったとか、泣かれてしまって動揺して遠慮してしまったということも考えられます。
しかし、後になってそれをわざわざ伝えてくるということは、よほど妥協したり気を使ったりしてほしかったという強い怒りや悲しい思いがあるのでしょう。
または、日にちが経って改めて不満な点が見えてきたというマイペースな男性なのかもしれません。
真面目な男性や頑固な男性は別れた後もしっかりと悔いの残らない終わり方にこだわり行動します。
話し合う余地もないほど気持ちがなくなったことのアピール
別れた相手に対して「性格が合わない」なんて今さら言う必要などないと考える方が普通です。
しかし、元彼はそれを言ってきたのですから、話し合う余地もないほどこちらに気持ちがなくなったということをアピールしたいのでしょう。
未練がないことをきっぱり伝えたくてわざわざ悪意があるとも取れるようなことを言ってきているのだとしたら、復縁への道のりはなかなか遠いように感じます。
しかし、こちらの反応を見ようと思って試しているのかもしれないので、復縁を望んでいるならここであっさりと引き下がらないようにしてください。
強くぶつかられたときこそ弱々しく見せ、合わせようとしたり理解しようとできたなった自分を反省して謝り情に訴えるべきです。
思いもしなかったこちらの反応に「そんなつもりじゃなくて…」と態度を変えてくる可能性もないとは言えません。
解決しにくい問題を提示することであきらめさせたい
男女関係において「性格が合わない」というのは解決しにくい大問題です。
それを強調してくるということは、自分のことを完全にあきらめさせたいと思っている可能性もあるのではないでしょうか。
何を言っても引き下がってくれない相手に対し、これならどうだという理由をつきつけてきているつもりなのです。
何度話し合おうとしてもこれを強調されるようなときは、どこまで元彼との復縁にこだわるか終着点を見つけておくべきではないでしょうか。