元カレが新しい彼女と別れたと聞いて「ついにチャンスが来た!」とウキウキしてしまう女性もいることでしょう。
復縁の機会を待っていたのですから、元カレの悲しみをよそに嬉しい気持ちになってしまうのも仕方がないかもしれません。
ただ、元カレは今、新しい彼女との恋に破れて深く落ち込んでいるところです。
本当に元カレを思う気持ちがあるのなら、まずは相手の気持ちを理解して慰めてあげることを優先させるべきではないでしょうか。
別れることを待っていた側の人間なのに慰めなければいけないなんて納得がいきませんか?
しかし、そこにはメリットもちゃんとあるんです。
それをよく考えてぜひ行動に移してみてください。
元カレが新しい彼女と別れたときに慰めるメリット
新しい彼女との交際が気の迷いだったと思わせることができる
新しい彼女と別れて落ち込んでいる元カレにはさり気なく連絡をして慰めてあげてください。
そもそも元カレが新しい恋人を作ったのはあなたとの恋愛に破れた寂しさを埋めるための一時の気の迷いだった可能性もあります。
本来ならじっくり育んでから交際へ進むのが理想的ですが、焦ってその時を待たずに付き合いだしてしまい、結局早々に別れることになってしまったのでしょう。
今、元カレは「やっぱり前の彼女を失った寂しさは他の女性では埋められなかった…」と確信しているに違いありません。
そんな状態の元カレとなら復縁への道もそう遠くはないはずです。
元カレのプライドを傷つけないように優しく慰めながら、「また会いたいな」とか「会ってゆっくり話さない?」と誘ってみてください。
そして、少しずつ距離を縮めていきながら新しい彼女との交際は間違いだったのだと確信させてあげましょう。
しばらくは恋愛をやめておこうという発想にさせずに済む
あなたとの交際もダメになり、新しい恋人との交際もダメになった元カレは、つくづく自分は恋愛に向いていない男だと思っているのではないでしょうか。
心にぽっかり穴が空いてしまったかのような辛さを立て続けに経験したわけですから、しばらくは恋愛をやめておこうと考えているかもしれません。
しかし、そんな風に思い込ませてしまうといくらこちらが優しく慰めたところで突っぱねられてしまい、相手にもされなくなってしまいます。
ですから、完全に元カレが殻に閉じこもってしまう前に連絡を取ってそっと癒してあげてください。
すぐには恋愛モードにはなれなくたって、あなたに優しくされているうちに「女性に放っておかれない自分もまだ捨てたもんじゃないな」と立ち直ってくれるはずです。
前向きな思考を蘇られてあげるにはあなたの愛情が必要だと信じ、しっかりと寄り添ってあげましょう。
弱っている時こそ優しさが身に染み思いが伝わる
次の恋愛を謳歌している状態の元カレにいくら復縁を迫っても全く相手にもされなかったのではないでしょうか?
しかし、今の元カレならこれまでのようなリアクションとはまた違った反応を見せてくれるような気がします。
離れ離れになった今でも自分のことを気にかけてくれて、気持ちをちゃんと理解してくれる存在などそう簡単には見つかるものではありません。
弱っている今だからこそそんなあなたの優しさが相手にも伝わりやすく、そばにいてくれる愛情を持った人間の存在感というものがアピールできるチャンスです。
その優しさが身に染みた元カレはあなたを手放してしまったことを悔やみ始め、もう二度とそれを繰り返してはいかないと感じ始めることでしょう。
そううまくいくわけがないと思うのであれば、まずは行動に移してみてください。
復縁を心から望むならかすかなチャンスも前向きに受け止めてできる限りのことをしてみるべきです。
元カレが新しい彼女と別れたときに慰めるデメリット
元カレが新しい彼女と別れたことを知った時、元カレを慰めたいと思うこともあるでしょう。
特に元カレと復縁したいと思っている場合、慰めることで復縁のきっかけをつかみたいと考えることもあるに違いありません。
しかし、元カレを慰めることにはデメリットもあるのです。
どんなデメリットがあるのか紹介しましょう。
元カレのプライドを傷つけてしまう
あなたが元カレを慰めたいと思っているということは、元カレは新しい彼女に振られる形で別れたに違いありません。
元カレのほうから振ったのであれば、あなたは慰めたいとは思わないはずです。
つまり、元カレは新しい彼女から振られて傷ついている状態にあるわけです。
そんな時に、元カノであるあなたから慰められたとしたら、元カレはどう感じるでしょうか。
男はプライドの高い生き物ですから、傷ついている時に人から慰められること自体に、プライドが傷つけられてしまうことが少なくありません。
まして、その慰められた相手が元カノだったら、元カレは屈辱的な気持ちになってしまうことも十分に考えられます。
元カレは自分に屈辱を与えたあなたのことを快く思わないでしょう。
「傷つていることを知っていながら、さらに傷つけるようなことを言うデリカシーのない女だ」と思われるかもしれません。
そんなことになったのでは、復縁の道は遠ざかるばかりです。
元カレのプライドを傷つけてしまうこと、これが慰めるデメリットということになるでしょう。
元カレに逆の意味に受け止められてしまう
あなたが元カレから振られる形で別れたとしましょう。
そして、今回は元カレが新しい彼女から振られたのだとします。
つまり、元カレはかつてあなたのことを振り、今度は新しい彼女から振られたわけです。
そんな状態であなたが元カレのことを慰めたとしましょう。
あなたは純粋に元カレを励ましたい、元気になってもらいたいという気持ちから慰めたのだとしても、元カレはそう受け止めないかもしれません。
「自分を振った男が、今度は違う女から振られた。それを知って『いい気味』と思っているのではないか」、元カレがそんなふうにあなたの心を誤解する可能性があるのです。
こちらにそんな気持ちはまったくなくても、あなたを振ったことを後ろめたく感じている元カレが、そんな意味に受け取る危険性があること、これも、新しい彼女と別れた元カレを慰めることのデメリットと言っていいでしょう。
元カレにうっとうしいと思われてしまう
逆のケースを想像してみましょう。
あなたが新しい彼に振られて傷ついている時、元カレから慰められたとします。
失恋して傷ついている時にそんなふうに慰められると、それをうっとうしいと感じ、「放っておいて」という気持ちになるのではないでしょうか。
同性の友人に慰められても、うっとうしく感じることが少なくありません。
まして、元の恋人から慰められれば、「放っておいて」という気持ちになるに違いありません。
元カレにそんな不快な思いをさせてしまうリスクが小さくないこと、これもデメリットの一つです。
「女のいやらしさ」を印象づけてしまいかねない
失恋した元カレのことを慰める時に、やってしまいがちなことがあります。
それは、元カレを振った新しい恋人の悪口を言ってしまうこと。
たとえば、「あんな女性とは別れて正解だったと思うよ」というような言い方をすることがあるでしょう。
「あんな女性」というだけでなく、具体的にその新しい恋人の欠点を指摘することもあるに違いありません。
「だから、別れてよかった」という言い方をするわけですが、あなたがそういう指摘をした場合、元カレが「女のいやらしさ」を感じ取ってしまうリスクがあります。
「元カノが新しい彼女の悪口を言うのは、自分とその彼女をライバル視しているからに違いない。そういうところが、女のいやらしいところだ」と、元カレは考えるわけです。
これも、あなたに対する元カレの評価を低めてしまうことになりますから、デメリットということができるでしょう。
元カレにそんなふうに思われたのでは、復縁の道はまちがいなく遠ざかります。