国際恋愛というものは、どこの国においても悩みがあるものです。
礼儀の違いだったり、文化の違いだったり、食生活の違いだったり・・・
それが国際結婚となると、最初はかなり厳しい結婚生活になるかと思います。
場所によっては気温差も違ってくるので、国際結婚の結婚生活は大変になるのですね。
ドイツ人男性と結婚するときも例外ではありません。
ドイツ人は真面目できっちりしている方が多いので素敵ですが、ドイツ人男性と結婚するとなると、いろいろな問題が出てきます。
ドイツ人男性と結婚するときは、どんな悩み事にぶつかるのでしょうか?
日本とドイツのどちらに住むか悩む
ドイツ人男性と日本人女性が結婚したら、まずは日本とドイツのどちらに住むか決めなければなりません。
それはつまり、カップルのどちらかが国の違いを受け入れなければならない、ということです。
これは、あとの結婚生活にも影響するほど重要なことです。
例えば、日本人女性がドイツに住む場合。
最初は「ドイツって素敵な国だからドイツに住む!」と思っていても、暮らしているうちにドイツの文化を理解できない場面がでてきます。
もちろん、ドイツのいいところも見えてくるでしょう。
ですが、人はいいところよりも悪いところを過剰に見てしまうのです。
加えて、「日本とドイツはほぼ似ている」と思い込んでいると、あとでその反動が来ることがあります。
確かに日本とドイツは似ているのですが、すべて似ているわけでなく、違うところも当然あります。
・文化の違い
・食生活の違い
・礼儀の違い
・気温の違い
など、住んでみなければわからない文化があるのです。
それに気づかないと、日本人女性は余計に苦しむことになります。
これは日本人女性だけでなく、ドイツ人男性にも当てはまります。
ドイツ人男性が日本に住むとなると、今度はドイツ人男性が日本の文化を理解しないといけなくなるのです。
なので、ドイツ人男性と結婚するなら、早いうちに「日本とドイツのどちらに住むか」を決めるといいですね。
日本とドイツの食生活に悩む
日本人とドイツは、普段食べるものが変わります。
日本人は米とか肉とか魚とか味噌汁とか、そういった質素なものを食べますが、ドイツに行くと味の濃いものが多くなるのです。
基本的に、
・肉
・ジャガイモ
・ビールとか
・パン
・ソーセージ
・ハム
など、ボリュームのある食べ物が多く振る舞われます。
日本でふつうに食べられる米とか味噌汁とかが手軽に食べられなくなるので、日本食が大好きな方はいろいろと工夫することが多いです。
例えば、ドイツで暮らしている日本人女性は、日本によった際に日本食を大量に買ってドイツで日本食を食べる、ということをする女性もいます。
場所によってはネットなどで注文できるでしょうが、それでも「ちょっとスーパーに行って日本食を買う」ということはできなくなるのですね。
他にも、ドイツでは夜に「カルテスエッセン」を食べることが多いです。
カルテスエッセンといは「冷たい食事」という意味で、火を使わなくても食べられる食事のことですね。
料理をしなくても簡単に食べられるので、料理にかかる時間が減ります。
日本だと「ちゃんと料理を作らないと!」と思う人が多いですよね。
「手作り」という言葉もある通り、「人が作ったものに意味がある」と思いがちです。
この考え方は素晴らしいものですが、それが行き過ぎると「手作りでなければならない」と自分を追い込むことになってしまいます。
その点、ドイツは夜食にカルテスエッセンが多く、パックから出してお皿に盛り付けるだけで完成です。
こういった食生活があるので、料理にプレッシャーがかかることが少なくなります。
日本とドイツ文化の違いに戸惑う
「ドイツと日本は似ている」とよくいいますが、違うとこともあります。
先程の食生活もそうですが、礼儀とか意見とか協調性とかはかなり違ってくるのですね。
例えば、ドイツでは「鼻を啜るのは失礼」という価値観があります。
「鼻をすするくらいなら鼻をかんだほうがいい」という考え方が、ドイツにはあるのです。
日本は鼻をかむ人が少なくて鼻をすする方が多いので、慣れない頃はドイツで鼻をすすってしまうかと思います。
他にも、ドイツは個人を大切にする文化があるので、意見をズバッと言う方が多いです。
ですが、日本人は協調性を大事にする文化があるので、あまりにもストレートにいうと「そんなにハッキリ言わなくても」と思われ、煙たがることになってしまいます。
こういった細かい違いがあるので、ドイツ人男性と結婚しても少しの間は価値観の違いで悩まされるかもしれません。
まとめ
以上で、ドイツ人男性と結婚するときに悩むことを終わります。
ドイツ人とラブラブで結婚したとしても、今度はこれらの違いに悩まされるのですね。
結婚生活は長きに渡るものなので、なるべくドイツ人男性と話し合ってどちらに住むかを決めたほうがいいです。
楽しい結婚生活にしたいなら、気の長い性格や細かいことを気にしない性格の人が、相手の国に住むことをおすすめします。
「日本って面白そう!」とか「彼には苦労を負わせたくない」という考えだけで話を決めてしまうと、後にこじれる可能性が高いです。
それか、日本とドイツを両方、一ヶ月ぐらい同棲してみるのもいいですね。
一週間ぐらいだけ「旅行する」という感覚になるので、短くても一ヶ月ぐらいを目安に同棲することをおすすめします。
そうすれば、日本とドイツのどちらに住むかも決めやすくなるでしょう。
慎重に話し合って、ドイツ人男性とほんのり和やかな結婚生活を楽しんでください。