日本のバレンタインは、カップルはもちろん、友だちや家族たちのものといっても過言ではないほど、日本に浸透している記念日ですよね。
バレンタインのときに外を歩き、コンビニやスーパーマーケットなどにチョコが並べているのを見ると、
「そういえば、今日はバレンタインだったっけ」
と思い出すことも。
ですが、韓国に興味のある方は、韓国のバレンタインにとても興味シンシンかと思います。
「バレンタインに何かすることがあるのかな?」
と思う方はもちろん、韓国人彼氏を持つ日本人女性は、
「韓国のバレンタインは何を送るんだろう?」
と悩む女性もいることでしょう。
韓国に住んでいる韓国人たちは、どういったバレンタインを過ごしているのでしょうか?
そもそも、韓国にバレンタインは存在するのでしょうか?
その疑問を解消するため、ここでは、韓国のバレンタインについて、いろいろな特徴を説明していきます。
韓国のバレンタインの特徴
まずは、大雑把に韓国のバレンタインの説明をしますね。
日本と同じく、韓国にもバレンタインデーが存在します。韓国語では、「발렌타인데이」ともいいますよ。
韓国のバレンタインもカップルの仲が深まる重要なイベントであり、そこは日本と変わりありません。
ただ、一口にバレンタインと言っても、日本と韓国では文化の違いがあるので、韓国のバレンタインがすべて日本と同じ、とは言えず、細かいところで違いがあります。
例えば、手作りチョコに対する韓国人カップルの考え方や、韓国のバレンタインでは必須のバスケットなど、日本にはないバレンタインの文化が韓国には存在するのです。
韓国のバレンタインはバスケットを贈る
韓国のバレンタインは、日本と同じくチョコを贈るのです、その手順が日本とちょっと違います。
何が違うかというと、韓国のバレンタインはチョコレートがたくさん入ったバスケットを男性にプレゼントするのです。
要は、贈り方が日本と違うのですね。
ものにもよりますが、バスケットはサイズが大きいので、彼女にバスケットを貰っている韓国人男性はすぐに分かります。
バレンタインのときに歩いていると、彼女から貰ったであろうバスケットを持っている男性をちらほら見かけます。
豪華にラッピングすることも多いので、意識しなくてもバスケットを持って歩いていると無意識にそっちに目が行きますよ。
バスケットに入れられるものはチョコだけではなく、花やカードを入れることも。
こういったものをいれることで、バスケットをより豪華に見せるんですね。
ただ、「バスケットは恥ずかしい」と思う韓国人男性もいるので、そういった男性はふつうのチョコレートをプレゼントされた方が喜びます。
30代や40代の男性も「バスケットは恥ずかしい」という気持ちから、ふつうのチョコレートや落ち着いたものを貰う方が喜びます。
韓国のバレンタインは店にチョコが多くなる
これはどこの国でも似ていますが、韓国もバレンタインが近くなるとチョコの数が圧倒的に増えます。
店内がハート型の看板やピンク色のもので埋め尽くされていて、まさしく「あと少しでバレンタインです!」という店側の気持ちが伝わってくるんです。
チョコだけではなく、チョコを包装するボックスやラッピングなども多く売っています。
コンビニでも、やはりバレンタインに関係するものがいつもよりも多いです。
そういったところにチョコ入りのバスケットが可愛らしくラッピングされているので、こちらのテンションも上がってきますよ。
バレンタインの一週間ぐらい前だと、バレンタインを忘れていても「あともう少しでバレンタインなんだな」と思い出すぐらい店がバレンタイン仕様になっています。
韓国のバレンタインは女性から男性に贈る
日本と同じく、韓国でも女性から男性にチョコをプレゼントするのがふつうです。
女性がバスケットを買って恋人にプレゼントし、その大きなバスケットを嬉しそうに持ち歩く、という男性も見かけます。
韓国のバレンタインで手作りチョコはあまり見かけない
韓国では、手作りチョコをプレゼントする女性は少ないです。
日本だと「心をこめて作ったチョコをプレゼントしよう」と思う女性ですが、韓国だと「豪華でおしゃれなチョコをプレゼントしよう」という気持ちが強いんですね。
カップル同士が大人だと、チョコだけではなく、香水や服なども一緒に贈ることがあります。
韓国のバレンタインは義理チョコがある
義理チョコを男性に贈る、という習慣も韓国にあります。
男友達、会社の上司、親、弟などのような、恋愛対象ではない人に贈るものです。
義理チョコを渡すことでお互いの信頼関係を再確認することもできます。
義理チョコだから、彼氏にプレゼントするバスケットよりも値段が安いです。
韓国のバレンタインは好きな人のほしいものを贈る
韓国のバレンタインはバスケットや香水などをプレゼントしますが、最近だと「好きな人の好みのものを渡そう」と思っている女性も多いです。
例えば、好きな人がスマホケースを欲しがっている場合、バレンタインにスマホケースをプレゼントするんです。
確かに、自分の欲しかったものをプレゼントされたら誰だって嬉しくなりますよね。
なので、たまにはバレンタインに韓国人の彼氏が欲しがっているものを贈るといいですね。
韓国のバレンタインはレストランが満員になる
日本でもそうですが、バレンタインデーはカップルのテンションが上がるので、レストランの予約は満員になります。
やはり、特別な日は好きな人と一緒にいたいと思うのが乙女心ですよね。
特に、韓国人男性は記念日が好きな方が多いので、一緒にバレンタインを楽しんでくれる男性も多いです。
日本人男性は「その日は稼ぎどきで一緒にいれない」とか「あんまりバレンタインに興味がないんだよね」という方が多いので、日本人女性には嬉しいことだと思います。
バレンタインが近くなるとレストランの予約が満員になるので、できるだけ早めに予約を入れておくといいですね。
韓国のバレンタインは感謝を伝える日にもなってきている
バレンタインときくと、だいたいは「好きな人に告白する日」とか「恋人にチョコをプレゼントする日」とか、恋に関係のあることを思い浮かべやすいです。
韓国も気持ちを伝える日なんですが、最近だと「周りの人に感謝を伝える日」にもなっているような気がします。
韓国は三月ぐらいから年度が始まるので、学生だとちょうど学年が終わる時期になります。
なので、二月にバレンタインがあると、「一年お世話になった人に感謝をしよう」となって感謝の気持ちを伝えるために贈り物をするんですね。
まとめ
https://weheartit.com/entry/346477828
以上で韓国のバレンタインの特徴の説明を終わります。
韓国のバレンタインは半分日本と似ていて、半分日本と違っています。
女性から男性にチョコを贈る、というところは同じですが、バスケットなんかは韓国のバレンタインの特徴です。
韓国人の彼氏がいる方は、韓国にそってバスケットをプレゼントするのもいいかもしれません。
ですが、日本だとチョコ入りのバスケットはなかなか売られてないので、自分でバスケットを買ってチョコを入れるのもアリですね。
韓国人男性は記念日を大切にする男性が多いので、とても楽しくバレンタインを過ごせるかと思います。
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