復縁に興味がない

好きじゃない元カレと会いたくなる3つの理由

別れた元カレに対して「好き」という感情はもてなくなっているにも関わらず、「会ってみたい」と思ってしまうケースが少なくありません。

なんとも微妙で複雑な女性心理と言っていいでしょう。

では、復縁を望んでいないのに元カレに会いたいと思うのはどうしてなのでしょうか?

今回は、好きじゃない元カレと会いたくなる3つの理由を説明します。

思い出は美化されるから

時間が経つにしたがって、思い出というものは美化されていくものです。

元カレとの思い出もそうでしょう。

最終的には別れることになったとはいえ、つきあいたての心をときめく時期やラブラブの時期はあったに違いありません。

そんな時には、楽しい時間もたくさん過ごしたでしょうし最高の幸せを実感した瞬間もあるでしょう。

一方、元カレとはケンカもしたはずですし、最後に別れた以上、そこには小さくないすれ違いやトラブルがあったはず。

元カレには欠点もあれば、「許せない」と感じてしまう言動があったかもしれません。

しかし、時間が経つほどそうしたマイナスの記憶は薄れ、プラスの記憶が実態よりも美化された形で残るようになるのが人間心理なのです。

そのため、元カレとの思い出をたどりながら、「あの頃は幸せだったなあ」と感じ、元カレに会ってみたいという気持ちが生まれると考えていいでしょう。

現在は元カレに愛情を感じることはできず、復縁したいとも思っていなくても、当時の思い出の美しさ、なつかしさから女性は元カレに会いたくなることがあるものなのです。

今の自分の状況に不満を感じているから

たとえば、元カレと別れてから違う男性とつきあうようになった場合、その新しい彼氏との関係に大きな不満を持つこともあるでしょう。

あるいは、新しい彼氏と大ゲンカして、「別れたい」と思ってしまうケースもあるかもしれません。

恋愛以外でも、仕事や人間関係などに大きな悩みを抱え精神的に弱ってしまうこともあります。

そんな時、ふと元カレのことを思い出し、「会いたいな」と思うことがあるものです。

と言っても、たとえば、今の彼氏とは別れて元カレと復縁したいと思っているわけではありません。

元カレと今の彼氏を比較して、「元カレの方がまだよかった」と思うことはあっても、だからと言ってよりを戻すつもりはないのです。

しかし、「まだましだった」と思える元カレに会って、昔の思い出話をしてみたいという気持ちになるのが、好きではない元カレに会いたいと思う女心と言っていいでしょう。

また、自分のことをよく知っている元カレに、今の悩みを相談したいという心理を持つこともあります。

今の彼氏に関するグチや仕事の悩みを、元カレに聞いてもらいたいと思うわけです。

いずれにしても、自分の今の状況に不満を感じているというのが、元カレに会いたくなる理由と言うことになるでしょう。

後味の悪い別れ方をしたことを後悔しているから

自分から一方的に元カレを振った場合、時間が経ってから元カレに会いたくなることもあります。

たとえば、自分が他の男性に乗り換える形で別れたとしましょう。

元カレは精神的に深く傷ついたにちがいありません。

その時は、新しい恋に夢中になっているため、自分が傷つけた元カレの気持ちなど考えなかったのが、時間が経って冷静になると、「あの時はひどいことをしてしまった」と後悔することがあるものです。

その罪悪感から、「今さら謝ってどうなるものでもないだろうけれど、一度、元カレに会いたい」と思うわけです。

この場合も、元カレのことが好きなわけでも、復縁を考えているわけでもありません。

単に自分の良心の呵責から会いたいと思うだけなのです。

このように説明すると、大変に自分勝手な理由のように思われるかもしれませんが、元カレが今どうしているか心配しているという、やさしい気持ちも一方にはあると考えていいでしょう。

恋愛感情はなくても、元カレに対する人間としての情は感じているわけです。