元カレと復縁したいと思った時、「復縁にはメリットもあるだろうけれど、デメリットもあるはず」と考えることもあるでしょう。
どんな性格の元カレにも、復縁するメリットとデメリットがあるものです。
ここでは、冷静な性格の元カレと復縁することには、どんなデメリットがあるのか見ていくことにしましょう。
恋愛の高揚感は得られない
その人と初めてつきあうようになった時だけでなく、復縁した場合でも恋愛の高揚感というものはあるものです。
一度別れてインターバルを置いただけに、かえって新鮮な恋愛感情を抱くということも少なくありません。
懐かしいデートスポットを2人で再訪して、あの日の恋心が蘇るということもあるでしょう。
そうした高揚感こそが、恋愛の醍醐味です。
けれど、元カレが冷静な性格の場合、そうした高揚感は得られにくいと考えていいでしょう。
冷静な人は、どこか冷めたところがあるため、もともと恋愛に夢中になりにくいものです。
それでも、前につきあった時、ラブラブの時期には、おそらく元カレもそれなりにテンションが上がっていたのではないでしょうか。
どんなに冷静な人でも、恋には人の気持ちを高揚させる力があるからです。
しかし、今回は違います。
一度別れて、冷却期間を置いていますから、彼は前につきあった時よりもさらに冷めているに違いありません。
あなたの方は、復縁して新鮮な気持ちで元カレと再びつきあう喜びを強く感じることができたとしても、元カレはあなたほどの高揚感は抱かないと考えたほうがいいでしょう。
ですから、たとえば、こちらから頻繁に連絡を取ろうとしても、元カレがそれに応えてくれないということも大いにありえます。
デートの頻度も、あなたが望むより少なくなる可能性もあります。
時には、「これって、ほんとに恋愛?」と疑問に感じられることもあるかもしれません。
恋愛特有の高揚感が得られず、わくわくした気分を味わえないというのが、冷静な元カレと復縁するデメリットということになるでしょう。
デートがつまらなく感じられることもある
そのように冷めている元カレですから、デートをしている時のテンションも高くはなりません。
たとえば、いっしょに何かおいしいものを食べたとします。
あなたがその味に感激して、テンションが上がり興奮して感想を話しても、元カレは冷静にその味を評価したり「それほどのグレードでもないよ」というような冷めたコメントを返してくることもあるでしょう。
これでは楽しいデートにはなりません。
あるいは、遊園地などでデートした時も、あなた一人がテンションアップして、元カレの方はシラケた態度を見せるということも大いにありえます。
テンションの高い人と低い人がデートをすれば、どうしても高い人が低い人のテンションに合わせる形になってしまうものです。
あなたは一度元カレとつきあって、元カレの冷静な性格と、そのためにテンションが低いということをよく知っています。
ですから、意識するしないに関わらず、元カレといっしょにいる時には、元カレのテンションに合わせてしまうに違いありません。
ほんとはもっとテンションを上げて楽しみたいのに、相手に合わせてがまんすることになったのでは、デートを心から楽しむことはむずかしいでしょう。
デートをしていても、つまらなく感じられてしまうこと、これが冷静な元カレと復縁するデメリットの一つなのです。
ケンカになるとみじめな気持ちになる
冷静な人の冷静さが、もっともよく表れるシーンの一つがケンカです。
人間は、ケンカになると感情的になるのがふつうでしょう。
ケンカをすれば感情的になって頭に血が上るものですが、冷静な元カレはケンカになってもその冷静さを失いません。
人間ですから、元カレも感情的になることはあるでしょうが、どこかに冷静な自分を保っているものなのです。
そのため、あなたが感情的になり激高したとしても、元カレは冷静にそれに対応します。
特にあなたの方から強く望んで復縁した場合は、ケンカになった時に元カレが冷静にそのいきさつを話すということもあるでしょう。
二人が一度別れたところから、復縁に至るまでのいきさつを元カレが冷静に話し、「自分から復縁を望んでおいて、その希望がこうしてかなえられたというのに、そんなことでそんなふうに怒るのはどうかと思うよ」というようなことを言われたらどうでしょう。
あなたはみじめな気持ちになってしまうに違いありません。
そこまでのことは言われなかったとしても、こちらだけが感情的になり相手に冷静でいられると、人間は情けない気持ちになってしまうものです。
冷静な人と感情的になっている人とでは、前者の方が心理的に優位に立っているものだからです。
恋人同士であれば、ケンカの時はお互いにテンションを上げてぶつかり合った方が、かえって後を引きません。
仲直りした結果、絆がかえって強くなるということもあるでしょう。
そうではなく、こちらが一方的に怒るようなケンカですと、元カレの方にはあまりストレスが残らなくても、こちらには大きなストレスが残ってしまいます。
ケンカの時にみじめな気持ちになり、ストレスが残ることがあるというのも、冷静な元カレと復縁するデメリットの一つということができるでしょう。