「彼氏に降られてしまったけど、復縁したい。もうすぐ彼の誕生日だし、プレゼントくらいあげてもいいよね・・・?」
そんな風に悩んでいる人は多いと思いのではないでしょうか?
誕生日に限らず、クリスマスやバレンタインなど、一緒に過ごすはずだったのに過ごせないならせめてプレゼントだけでも!と考える人は多いはずです。
そして、もし復縁を希望しているならプレゼントをあげる時に気を付けなければならないことがあります。
元カレにプレゼントをあげるときの注意点
高価なプレゼントはNG
「元カレがグッチのバッグが欲しいって言ってたからそれをあげよう」
ちょっと待ってください!
高価なプレゼントは元カレの重荷になります。
別れた相手から高いプレゼントをもらうと、見返りを求められているような気がしてもらうことにためらってしまいます。
元カレが気持ちよくプレゼントを受け取れるようなものが良いでしょう。
友達に送るときのようなプレゼントや、食べ物のように残らないプレゼントがベストです。
別れた後の関係が良好であること
元カレと別れてからの関係は良好ですか?
復縁したいと気持ちが高ぶりすぎてメールをたくさん送ってしまったり、待ち伏せなどしてしまっている場合は、元カレのあなたに対する思いがネガティブになっている可能性があります。
また、別れてすぐの場合はまだ元カレの気持ちの整理がついていないかもしれません。
別れてからある程度の冷却期間を置いている場合や、別れてからもメールし合ったりご飯に行っているなど、良好な関係を築けているならあげても大丈夫です。
元カレとの関係をしっかり見極めて、プレゼントをあげても大丈夫なのかどうかを考えてみましょう。
元カレに新しい彼女がいないことを確認すること
もしも元カレに新しい彼女がいる場合は、プレゼントをあげるのを控えてください。
新しい彼女と元カレの関係が良好な場合は、プレゼントをあげても受け取ってもらえないばかりか、あなたに対してネガティブな感情を抱く可能性があります。
元カノからプレゼントをもらうということで、新しい彼女とケンカにでもなったら、元カレから恨まれかねません。
ただし、新しい彼女と元カレの関係が良好でない場合は、プレゼントをあげても喜んでもらえることがあります。
新しい彼女との関係に悩んでいる時は、元カノとの良い思い出を思い出しやすいからです。
その時にプレゼントをあげると、あなたへの気持ちもたかぶるでしょう。
新しい彼女と元カノの関係を確認してからプレゼントを渡しましょう。
復縁したいという気持ちを出しすぎないこと
プレゼントをあげる時に特に注意すべきことは、復縁したいという気持ちを出しすぎないことです。
気持ちを出しすぎないというのは難しいかもしれませんが、復縁したいという下心が見え見えだと、元カレはどう思うでしょうか。
「プレゼントをあげれば復縁できるとでも思っているのだろうか?」
などと思われかねません。
特に元カレの誕生日などになると、
「俺を祝ってくれる気持ちよりも、自分の気持ちを優先しているんじゃないか」「俺の誕生日をダシにして復縁しようとしているのか」
というネガティブな感情を生み出しかねません。
プレゼントをあげる時は、復縁を意識しすぎないでください。
あげる時に”復縁”というワードを使ったり、復縁を期待するような会話をしないことです。
友達にプレゼントをあげるような気持ちで、軽くあげるのがベストなあげ方でしょう。
あげる時は慎重に
元カレのことが忘れられない、復縁したい!という気持ちはよく分かります。
でも、せっかく別れてからもいい関係を築いていたのに、プレゼントをあげることでその関係が崩れてしまっては台無しです。
プレゼントをあげることで、元カレのあなたへの気持ちが下がってしまうことは絶対に避けなければなりません。
プレゼントをあげる時は、元カレの心の負担にならないように慎重にあげてください。
元カレが受け取りやすく、もらってうれしいプレゼントをあげるようにしてくださいね。
元カレにプレゼントをあげる4つのメリット
元カレにプレゼントをあげるメリットは、いったいなんなのでしょうか?
今回は、元カレにプレゼントをあげる4つのメリットを説明します。
スムーズに元カレから良い友人になれる
世の中のカップルは、その誰もが初めから別れを覚悟して、付き合い始めるわけではありません。
別れ話は、男女双方にとって嫌なものですよね。
どんなに高価なものでも、元カレからもらったものは全て処分する、という人も、少なくありません。
しかし、思い出を全て捨てて、元カレと連絡は一切取らないというのでは、付き合っていた頃の記憶まで悲しいものになってしまいます。
そして、男女ともに、物をもらうことが「嫌い」という人は、ほとんどいません。
思い切って、元カレの誕生日や就職祝い・資格取得などのお祝いに、プレゼントを渡してみましょう。
復縁を望む際にも、プレゼントは、元カレの気を惹き付ける良いキッカケになります。
そして、過ぎた事を気にしない爽やかな印象を与えますし、「良い友人関係を望んでいる」というメッセージにもなります。
ただし、交際を始めた日など、二人の記念日にプレゼントを渡すのは止めましょう。元カレは忘れているかもしれません。
仮に覚えていたとして、かえって貴女の未練を感じさせるので、良いイメージは伴わないでしょう。
気まずい雰囲気がなくなる
元カレと喧嘩別れをした場合、「ごめんね」とさりげなくプレゼントを贈ることで、穏やかな雰囲気になることが期待されます。
プレゼントを贈る際、注意したいのは、長文のメッセージカードは、NGであるということです。
女性は、男性より手紙においても口頭においても、雄弁です。
そして、男性からの手紙に憧れるものですが、男性は女性の長ったらしい話を好まないことが多いです。
女性の「私が悪かった」とか「友人になりたい」とか、そういう気持ちを長ったらしい手紙に認めたとして、読んでくれるとは限りません。
お財布の事情も関わってきますが、安過ぎず高価過ぎないプレゼントが良いでしょう。
理想は、元カレが「もしかして、俺にまだ気があるのかも。でもどういうつもりかよく分からない」と感じさせることです。
菓子であれ物であれ、男性の趣味を押えたものであることが大事です。
蔦屋などに置いてある、シンプルかつ高級そうな文具に憧れる男性は多いです。
学生なら、スマホ・iPhonケース、万年筆(安いものもあります)。社会人なら、タイピンなど、ネクタイほど親父くささがなく、お洒落なので、お勧め。
女性と同じで、香りのついた物は好みが分かれるので、避けた方が無難でしょう。
アナタの事を思い出してもらう
女性よりも、男性の方が繊細で、連絡先やスマホでのやり取り・元カノからもらった物を全て処分してしまい、思い出さないようにする、という人が多いです。
別れてから、一月ほどの冷却期間をおいて、プレゼントをすることで、アナタの事を思い出してもらう、という効果が期待できます。
この場合、一旦忘れてもらう事が重要です。
忘れられないためにプレゼントをする、というのは、元カレに「気遣い」よりも「固執」を感じさせてしまい、逆効果です。
「悪いところがあったら治すから、許して」という意味でのプレゼントも、元カレには、重たく感じさせます。
どれだけ後悔や未練があっても、自分を許し、元カレを許し、普通の会話ができるようになったら、プレゼントを贈ってみましょう。
しかし、一年以上間を置かない方が良いでしょう。
元カレが他の女性と親密になっている場合、都合の良い女友だちにされたり、アナタに心が移っても、今の彼女にも情が移ってしまい、別れ話が切り出しにくくなる期間です。
共通の友人伝や、FBなどのSNSから、元カレがフリーであるということが、確認できていれば、「傷を癒す」という手段が有効に働きます。
しかし、プレゼントのタイミングをピンポイントで狙うのは難しいですし、復縁を狙うなら、できれば、別れてから一月~半年ぐらいの間に贈れると、効果的です。
付き合ってた頃の罪悪感が薄れる
先ほども書いた通り、付き合ってた頃の事を蒸し返して、「あれが悪かったの?」「これが悪かったの?」と問い糺すのは、逆効果です。
最悪の場合、言い方によっては、元カレに狂気を感じさせます。
しかし、何かのキッカケに復縁が叶っても、また同じように別れる事になるのでは、と気にしていては、せっかくの恋愛もつまらないものになります。
プレゼントは、アナタにとっても、過去を清算する意味を込めれば、スッキリします。
「あんなこと言っちゃったけど悪かったと思ってるよ」
と、逐一ことばに出すことは、大人同士の恋愛では、くどく感じられます。
そうでなくても、女性は男性より、細かいことを気にしがちです。
そもそも、アナタが感じている「これがダメでうまくいかなかったんじゃ」という考えが、まるで見当違いであることも、よくあります。
元カレの仕事が忙しくなった、元カレに他に気になる女性ができた、そういった、結局アナタの否ではないところを、元カレが隠して別れを切り出す、というケーズも、ザラです。
「プレゼントは用意したけど、これだとなんの意味があってあげるのか、伝わらない」と感じても、意味にこだわらない・意味を曖昧にしておく、というおおらかさが必要です。
元カレにプレゼントをあげる3つのデメリット
元カレにまだ気持ちがある状態だと、恋人関係じゃなくても、元カレの誕生日だったり、これまでのお礼にと、プレゼントを渡してしまうことがありますよね。
ただ、プレゼントをあげることによって起こるデメリットがあることを、あげる前に把握しておきたいものです。
元カレにプレゼントをあげるデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。
気持ちがバレてしまう
あなたが元カレと復縁したいと思っている場合は、その気持ちを言葉にしなくても、プレゼントをあげることでバレてしまうことが考えられますよね。
わざわざ自分のために用意してくれた、届けてくれたという点から、「自分にまだ気があるんだな」と思わせてしまうことが考えられます。
もし、「まだ復縁したい事は言いたくない」「もっと時間をかけてから気持ちを伝えよう」とあなたが思っているのであれば、プレゼントをあげることによって気持ちが元カレにバレてしまい、その後ギクシャクしてしまう可能性もあるでしょう。
例えば、二人の仲が今はそれほど良い訳ではなく、少し距離がある状態だとしたら、その距離をさらに広げてしまう可能性もあります。
距離を近づけるためにプレゼントをあげたのに、かえって元カレに意識させてしまい、距離を広げてしまうことが考えられるのです。
「まだ気持ちを伝えたくない」「時間をかけたい」という思いがある中でのプレゼントをあげる行為は、元カレにバレてしまう可能性があり、今以上に距離が広がってしまうこともあります。
このデメリットから、距離を縮めること、仲をもっと親密にすることが、プレゼントをあげること以前に必要だということが分かるでしょう。
見返りを求めてしまう自分が生まれる
プレゼントをあげるという行為には、「元カレに喜んでもらいたい」という気持ちがほとんどでしょう。
確かに誰かからプレゼントをもらうことは嬉しく感じるもので、尚且つ元カノという関係から、自分の好みを把握し配慮してくれてるプレゼントに、喜ぶ男性は多いです。
しかし、その後あなた自身に「お返しがほしい」「見返りがほしい」という欲が出てしまうデメリットが出てきます。
素直に喜ぶ元カレを間近で見て、自分も嬉しいとその時は感じるものの、何度もプレゼントをあげたり、何もお返しやお礼がないまま時間だけが過ぎていくと、「プレゼントあげたのに何も返ってこない」「いつも思ってるのは自分だけ」といった見返りを求める気持ちが生まれてしまうのです。
プレゼントをあげる時にこうした思いが無くても、あなたに「復縁したい」という気持ちがある以上、何かしら反応やお返しがほしいと思ってしまいます。
そこから元カレに求めるものが増えてしまい、怒りやイライラが募り、「どうして私ばっかり」という不満を持つようにもなってしまうのです。
「元カレと復縁したい」という願望があっても、プレゼントをあげる時やその後に、過度な期待を持つことは避けるべき。
見返りを求めてしまう自分が生まれてしまうと、自身が醜いものとなり、また元カレへの不満が募ってしまうのです。
今はあくまで付き合ってはいない関係ですから、「片思い」という気持ちを忘れずに、復縁するためにも見返りを求めないことが大事になるでしょう。
立場的に不利になる可能性も
あなたが元カレからプレゼントをもらったとしたら、あなたは「まだ私に気があるのかな」「私のことまだ好きなんだ」と少なからず思いますよね。
別れたのにプレゼントをもらった場合、相手の好意を受け取ると同時に、優位な立場になった気がすることもあるでしょう。
あなたが元カレにプレゼントをあげる行為は、まさにこの立場・関係性を作ってしまう可能性があり、見下すまではしないものの、自分の方が優位な立場であると思うことが考えられます。
元カレから「元カノが自分のことを好きだから、仕方なく相手してやってる」と思われたら、ショックですよね。
要は、元カレにプレゼントをあげることで、元カレが図に乗ってしまう、優位に思ってしまうことが考えられ、上下関係が生じてしまうこともあるのです。
上下関係ができてしまうと、復縁しても彼の言いなりにならなければならなかったり、キープの女性として思われてしまう恐れもあります。
前のように対等な関係で、上下関係がある恋愛にしたくないと思うのであれば、プレゼントを何度もあげたり、要求に応えてしまうようなことは避けましょう。
まとめ
元カレに喜んでもらいたいという思いで元カレにプレゼントをあげる行為自体は、悪いことではありません。
むしろ、元カレの好みを知るあなたからのプレゼントは、他の人からもらうプレゼントよりも、格段に嬉しい場合もあるでしょう。
しかしそれ以外の思惑がそこに隠されていると、デメリットが生じることがあります。
「これをあげたら好きになってくれるかも」「プレゼントで距離を縮めたい」という気持ちがあると、プレゼントをあげることがデメリットになってしまう可能性が高くなるでしょう。
元カレにプレゼントをあげたい場合は、こうしたデメリットがあることも予め踏まえてあげるようにすると良いかもしれませんね。
「元カレとの縁を無駄にしたくない!」
と思ったら、友人関係にしろ、恋人関係にしろ、復縁のキッカケにプレゼントをしてみる、というのはいかがでしょうか。