別れた元カレから依存されるというケースもあるでしょう。
特に、こちらに「できれば復縁したい」という気持ちがある場合は、「どうして依存してくるんだろう。その理由が知りたい」と思うに違いありません。
ここでは、元カレが依存してくるのはどうしてなのか、その理由を紹介することにします。
元カレも「復縁したい」と思っている
元カレが依存してくる理由として、まず考えられるのが、元カレも復縁を望んでいるというものでしょう。
復縁を望んでいながら、男としてのメンツなどから、なかなかその気持ちを元カノに伝えられないというケースが少なくありません。
たとえば、男性のほうから振るかたちで別れたとしましょう。
自分のほうから振っておきながら、元カノに未練が残っていて、「できれば元サヤに戻りたい」と思うことが、男性にはあるのです。
よく「恋愛に関して、男性はフォルダ保存」と言いますが、そういう未練なところがあるのが、男性の恋愛の特徴と言っていいでしょう。
しかし、一度は自分から振ったのですから、「いまさら、元サヤに戻ろうとは、言い出しにくい」と考え、ためらうわけです。
逆に、女性のほうから振るかたちで別れたとしましょう。
このケースでは、男性は「フラれた彼女に復縁したいと言うなんて、男のプライドが許さない」と考えるに違いありません。
いずれのケースも、心の中では復縁を望んでいます。
それが、別れた彼女に依存するという言動を生んでいるわけです。
この理由の場合は、依存することが、元カレからの「復縁したい」というメッセージと考えていいでしょう。
新しい彼女ができなくてさみしい
「さみしい」という理由で、元カレが依存してくるケースも少なくありません。
特に、「新しい彼女がなかなかできなくてさみしい」と感じると、元カノに依存してしまう男性がよくいるのです。
たとえば、元カレが二股をかけたことが原因で別れたとしましょう。
別れてすぐ、もう一人の彼女とも別れてしまうということがよくあります。
いわゆる「二兎追うものは一兎をも得ず」という状態になるわけですね。
元カレは「こんなことになるとは」と落胆し、新しい彼女をさがすわけですが、その後、なかなか彼女ができないということが少なくありません。
二兎を追った罰と考えてもいいでしょう。
そういう状態になった元カレは、そのさみしさから元カノに依存してくるわけです。
このケースでは、元カレに復縁の意思はありません。
しかし、そのように依存しているのですから、成り行き次第では、元カレに「復縁したい」という気持ちが芽生える可能性はあると考えていいでしょう。
さみしさから元サヤに戻るということも、よくあります。
情が移っていて、関係をキープしておきたい
復縁の意思があるわけでもなく、また、そのようにさみしさを感じているわけでもないけれど、男性が元カノに依存するというケースもあります。
人間には「情が移る」ということがあるでしょう。
特に恋愛関係は、人間同士の関係の中でもかなり濃い関係ですから、別れた元の恋人に情が移ることが珍しくありません。
特に、元カレが情の濃いタイプの人の場合、別れた元カノに強い情を感じるということがよくあります。
元カレは「別れることにはなったけれど、情が移っているから、関係を完全には断ち切りたくない」と考え、その結果、元カノに依存してしまうということになるわけです。
つまり、「人間としての関係を続けたい。関係をキープしておきたい」というのが、元カノの心理なのです。
このケースでも、関係が続く中で、復縁につながる可能性は、小さくないと考えていいでしょう。
気の置けない友達だと思っている
男性にまったくその自覚がなく、元カノに依存するというケースも少なくありません。
そのケースでの男性の心理は、「元カノのことを気の置けない友達だと思っている」というものです。
別れた元カノを、「親しい異性の友達」と思っているわけです。
もとは、恋人同士だったのですから、お互い、相手のことを誰よりもよくわかっているに違いありません。
それだけに、悩みごとを打ち明けたり、アドバイスを求めるには、最適の相手と言っていいでしょう。
特に、恋愛相談をするには、元カノはもっとも有効なアドバイスが期待できる相手なはずです。
元カレは、別れた元カノのことをそのように考えていて、その結果、元カレからしてみると「元カレが依存してくる」と感じるような言動をすることがあるのです。
このケースでは、元カノの中には「友達」という意識しかないのですから、復縁に発展するということは、なかなかむずかしいかもしれません。
復縁できるとしても、少し時間がかかると考えておいたほうがいいでしょう。